豊中の社務所
豊中の住宅街区の中に計画された浄土宗寺院の社務所の増築計画です。
既存本堂の背面の近隣住宅に囲まれた計画地に建っており、1階の仏壇をお預かりするエリアと2階の社務所にて構成されています。

建築施工:近藤工務店
構  造:木造2階建
<入り口を望む>

廻りを住宅に囲まれた敷地内の本堂裏に建てられたため、ご高齢の方などの利用を考え寺院の駐車場より直接に計画建物へアプローチできるように建物入口の計画を行った。
<正面 本尊>

1階は檀家の仏壇をお預かりし、お経をあげるスペースとなっており
ご本尊は西の壁を背にするように中央に配置し、その両側の壁に沿って仏壇を配置きるように計画しています。
利用者を取り囲む様に天井より吊り下げられた木製縦格子によって参拝するエリアを包むようにし、 その木格子の背後に設けられた明かり取りの高窓によって外光を引き込みつつ、 近隣からは内部が見えないように考慮しています。
<正面 本尊>

1階は檀家の仏壇をお預かりし、お経をあげるスペースとなっており
ご本尊は西の壁を背にするように中央に配置し、その両側の壁に沿って仏壇を配置きるように計画しています。
利用者を取り囲む様に天井より吊り下げられた木製縦格子によって参拝するエリアを包むようにし、 その木格子の背後に設けられた明かり取りの高窓によって外光を引き込みつつ、 近隣からは内部が見えないように考慮しています。
<内部 入口>

1階は檀家の仏壇をお預かりし、お経をあげるスペースとなっており
ご本尊は西の壁を背にするように中央に配置し、その両側の壁に沿って仏壇を配置きるように計画しています。
利用者を取り囲む様に天井より吊り下げられた木製縦格子によって参拝するエリアを包むようにし、 その木格子の背後に設けられた明かり取りの高窓によって外光を引き込みつつ、 近隣からは内部が見えないように考慮しています。
<内部 季節を感じる窓>

近隣からの視線を考慮して閉じた建物ですが、周辺の建物窓との位置や敷地の外の工程さによってできた石垣を計算し、 1か所だけ外の見える窓を設けています。この窓の外には植栽を設けて、天気や季節を感じられるようにする予定です。
<内部 床>

1階の床は外から靴のままで利用する為、美術館で使用されているコルクタイルを採用することで足元の冷えの防止や高い耐久性を考慮しています。
<天井 木毛セメント板>

お線香を上げる施設ですので天井は時間とともに煤けます。
現代風の仕上ではうまく煤けずただ汚れていくだけですので、煤が目立たず燃えにくい木毛セメント板を採用しました。
木の繊維をセメントで固めたもので不燃材料で木の雰囲気も残しつつ落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。
<木製縦格子>

天井から吊り下げられた木製縦格子は、梁に隠れるように配置された照明の光を受けて 柔らかく参拝者を包み込んでくれる様に計画しています。
<2階 集会室>

2階の集会室は檀家の方たちとの集会活動の場や来訪された僧侶の方の休憩所兼着替え室など多目的に使用される室として計画された。
それ以外にも保護司をされている住職の活動拠点となる為、個室となる奥の間を想定して計画した。
本堂とは通路でつながっており、1階へも階段で移動できるようになっている。
<2階 集会室>

2階の集会室は檀家の方たちとの集会活動の場や来訪された僧侶の方の休憩所兼着替え室など多目的に使用される室として計画された。
それ以外にも保護司をされている住職の活動拠点となる為、個室となる奥の間を想定して計画した。
本堂とは通路でつながっており、1階へも階段で移動できるようになっている。
<2階 集会室>

2階の集会室は檀家の方たちとの集会活動の場や来訪された僧侶の方の休憩所兼着替え室など多目的に使用される室として計画された。
それ以外にも保護司をされている住職の活動拠点となる為、個室となる奥の間を想定して計画した。
本堂とは通路でつながっており、1階へも階段で移動できるようになっている。
<2階 集会室>

2階の集会室は檀家の方たちとの集会活動の場や来訪された僧侶の方の休憩所兼着替え室など多目的に使用される室として計画された。
それ以外にも保護司をされている住職の活動拠点となる為、個室となる奥の間を想定して計画した。
本堂とは通路でつながっており、1階へも階段で移動できるようになっている。
<1階への階段>

木製の手摺りは金物を一から作ることで手触りの良いやさしい手摺りとなっています。
<2階 社務所入口>

全ての扉は引き戸とし、長押との取り合いや欄間など細やかな部分を丁寧に調整しながらつくることで、整然とした雰囲気が出ることになります。
<2階 内部>

<2階 内部>